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安全性について

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給食は自治体が提供しているものだから、安全なものしか使っていないのでしょう?と思っている方は多いようです。
けれど、お米や野菜果物のほとんどは、減農薬・無農薬ではありません。
加工食品には着色料、香料、人工甘味料、保存料等を含むものも多く使われています。
欧米では規制もされているトランス脂肪酸が含まれるマーガリン、ショートニング等も使用されています。

事例紹介にもありますが、兵庫県川西市では、食品添加物を使用しない食品を給食に使う取り組みがされています。化学調味料も使用せず、和風だしはけずりぶし・煮干しから、中華風、洋風スープは鶏手羽からだしをとっているそうです。
川西市の給食の特徴

岐阜市の給食では、中華風、洋風スープはスープの素を使用。
その他食材にも、添加物が使われています。
しかし、保護者には使用している食品の原材料や成分表は公開されていません。
アレルギーの申告をした児童生徒の保護者にのみ、献立の使用食材一覧表と「学校給食物資加工品配合割合および栄養成分一覧表」というものが配布されますが、一般の保護者はその表を見る手だてがありません。

岐阜市教育委員会学校保健課に、すでに公開されている献立表や産地のように、この食材一覧表と加工品の配合割合一覧表についても、市の公式ホームページに掲載して誰でも確認できるようお願いしたいと申し入れました。
しかし、現在は表の作成者が教育委員会ではないため掲載はされておらず、今後掲載できるかどうかについても即答はできないとの回答でした。

私たちはスーパー等で買い物をする時、食品を手に取ってその場ですぐに原材料を確認できます。その上で、何を食べるかを選んで買うことができます。
しかし、給食では、子どもたちがどんなものを食べているか、保護者は献立でしか知ることができないのです。
例えばハムのような加工品が使用されていた場合、そのハムはどんな成分を含む、どこのメーカーの製造したものなのか、保護者は知ることができないのですから。

少なくとも、子どもたちが『何を』毎日食べているのか、保護者にすべて開示されるべきであるとわたしたちは考えます。

そして願わくば、学校給食に使用されるものは子どもたちの健康と安全を第一に考えたものであってほしいと思うのです。

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