岐阜市長選挙立候補予定者7名の方々に、岐阜の学校給食を考える会と岐阜のアレルギー児親の会Yummy!が共同で公開質問状を送付しました。

7名全ての方よりご回答をいただきましたので、回答内容を公開します。
(掲載順序は回答を頂いた順となっています)

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【岐阜長選挙立候補予定者への公開質問状 森下ますみ氏の回答】

『質問(1) 地産地消・和食給食推進事業について、今後どのような具体策が有効とお考えですか。』

食材を供給してくれる地域の農家、地域の産物を扱う加工業者などと提携や供給契約などして給食の食材として活用する。お互いの顔が見える関係を作っていく。

『質問(2) 学校給食に関する情報公開と市民の意向反映について、現状をどのように思われますか?また、現場の調理担当者や実際に給食を食べる児童生徒とその保護者の生の声を反映させる必要性について、どう思われますか?』

現在、岐阜市の献立作成、物資調達などの委員会にPTAから委員として参加しています。
学校の保健安全委員会などにはPTAの役員が参加して、給食の事項も審議されます。
献立作成委員会は傍聴ができ、議事録は公開されており、記事録は作成してあります。
今後、岐阜市のHPで公開するなどの措置が必要です。

また、物資調達委員会については審議会として指定されていないため、傍聴や議事録については指定はされていません。今後、傍聴や議事録などHPで公開するなどの措置が必要です。
公募委員などの参加のしかたも必要と考えられます。

一部の学校に民間業者に給食調理を委託しています。市職員は業者の責任者を通じてのみ業務の指示や監督をします。
委託業者は3年ごとの契約更新があります。

『質問(3) 自校給食から共同調理場に移行を進める自治体も少なくありませんが、岐阜市においては今後どのような計画が必要であるとお考えですか?』

現在、3つの共同調理場で8校分の給食を調理し、配送しています。

一部の学校に民間業者に給食調理を委託しています。学校は委託業者の責任者を通じてのみ業務の指示や監督をしています。
学校は個々の調理従業員に対して指示や監督ができません。また委託業者は3年ごとの契約更新があるため、継続した学校との関係はその都度行う必要があります。

現行の共同調理場や給食調理の民間委託を見直し、岐阜市の直接運営に転換し、子ども、学校や保護者の方々の顔が見え、コミュニケーションがあふれる安全で安心できる給食、自校給食を進めます。

『(岐阜アレルギー児親の会Yummy!の質問) 岐阜市内小中学校の食物アレルギー対応について、どのようにお考えですか。』

1月18日現在 回答待ち
1月18日 回答いただきました

給食は食育です。アレルギーを有している児童生徒も含め、すべての児童生徒に安心の同じ給食の提供を行うことが大切です。
同時に、代替食の提供を行えるよう体制を確立する。違いの献立となるけれども、すべての児童生徒に食物アレルギーに対する正しい理解を促すことになります。
調理場の整備、栄養教諭の増員が不可欠と思います。