岐阜市長選挙立候補予定者7名の方々に、岐阜の学校給食を考える会と岐阜のアレルギー児親の会Yummy!が共同で公開質問状を送付しました。

7名全ての方よりご回答をいただきましたので、回答内容を公開します。
(掲載順序は回答を頂いた順となっています)

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【岐阜長選挙立候補予定者への公開質問状 棚橋やすゆき氏の回答】

『質問(1) 地産地消・和食給食推進事業について、今後どのような具体策が有効とお考えですか。』

・これからの岐阜市は、地産地消を数値目標を定めてさらに推進いたします。
地産地消を推進することは、地のものを食べることで身体を強くでき、流行する病気の予防にも役に立つためです。
また、加工品や調味料の地産地消についても、どこまで実現可能か検討していきたい。

・和食給食の推進は、日本食の世界ユネスコ無形文化遺産が決定されています。どれくらいの和食給食の比重が、子ども達の将来にとって良いか検討をしていきたい。

『質問(2) 学校給食に関する情報公開と市民の意向反映について、現状をどのように思われますか?また、現場の調理担当者や実際に給食を食べる児童生徒とその保護者の生の声を反映させる必要性について、どう思われますか?』

・私、棚橋やすゆきは、開かれた市役所を推進するため、学校給食についてもご要望に応えられるようIT化や自動化を進めて、成分表示の公開や、アレルギーの子ども達の要望にも応えていきたい。

・児童生徒や保護者の生の声を、どこまで岐阜市が反映できるか、調味料や加工品の原材料の詳細をどこまで出来るか調査するとともに、現状で公開が難しい加工品や原材料については、岐阜市や岐阜県内で調味料や加工品の地産地消を推進していくことで対応していきたい。

『質問(3) 自校給食から共同調理場に移行を進める自治体も少なくありませんが、岐阜市においては今後どのような計画が必要であるとお考えですか?』

全国で食材の高騰の中で食材価格を抑えるためにも、また岐阜市で少子高齢化や、働き手の岐阜市外への流出が大きな問題となっているなか、またアレルギーの子ども達の要望に応えていく上でも、共同調理場への移行を進めることはやむを得ないと考えています。
調理開始から喫食まで2時間以内という学校給食法衛生管理基準が不安と思われている点については、調理から提供までの流れを公開することでお答えしていきたい。

『(岐阜アレルギー児親の会Yummy!の質問) 岐阜市内小中学校の食物アレルギー対応について、どのようにお考えですか。』

共同調理場で、アレルギーの子供の要望に応えられ、かつ調理開始から喫食までに2時間以内という流れを仕組みとして推進していきたい。この中で、学校給食費の無償化を目指していきたい。