こどもたちの健康と未来のために

献立について

  • HOME »
  • 献立について

この献立どう思いますか?

きしめんや味噌煮込みうどんに、こがたパンの組み合わせ。

和食でも外国料理でも、飲み物は牛乳だけ。

デザートに季節の果物等ではなく、チョコレートプリンやエクレア。

献立は、こどもたちの健康への影響を考えるのはもちろんのこと、日本の食文化の正しい継承(食育)も考慮されているのでしょうか?

学校給食は、文部科学省が定める「学校給食実施基準」に基づいて実施されています。

学校給食実施基準(昭和29年制定、平成21年改正)

献立は各自治体(市町村)が独自に作成していますが、この基準をもとに作られます。
基準にそって栄養バランスと摂取カロリーを考慮した給食作りは、子どもたちの健康にとって大切であり、限られた予算と厳しい衛生管理、調理時間の制限等の中でバランスよい献立を作成するために、職務にあたられる方々のご苦労は大変なものであると思います。

しかし一方で、この実施基準を満たすためなのか、苦肉の策?とも思われるような不自然な献立が散見される自治体もあります。

岐阜市の場合は、冒頭の例に挙げたような、「麺類とパンの組み合わせ」「純和風の献立に牛乳の取り合わせ」などです。

事例紹介でも触れている通り、全国の多数の市町村で、和食を見直す動き、完全米飯給食に移行する動きがあります。
岐阜市では、週に1日〜2日はパンや麺類が提供されていますが、献立の組み合わせとしてふさわしいのか、またそうした献立による健康への影響についても、今後更なる議論、検討の余地があるのはないかと考えます。

PAGETOP
Copyright © 岐阜の学校給食を考える会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.